本日、グループホーム見学のご予約を3件いただきました。お問い合わせ、本当にありがとうございます。

お話をしている中で、特に多かったのが「夜間の対応はどうなっていますか」というご質問でした。やはり夜の時間帯は、ご本人もご家族も不安が大きい部分だと思います。ここでは、私たちが夜間の体制をどう考えているかを、包み隠さずお伝えします。

結論から。夜間スタッフは常駐していません

サードプレイス やつしろは、夜間にスタッフを常駐させていません。人手を惜しんでいるからではなく、夜間の常時対応が必要な方を入居対象にしていないためです。対象は障害支援区分2から4程度の男性で、重度行動障害のある方の受け入れは行っていません。夜間に大きな声が出たり、出歩いたりということが起きにくい入居構成を、入居前の面談と体験利用の段階で意図的に作っています。

グループホームを比べるとき、「夜間スタッフ常駐」という言葉だけでは体制がわかりません。夜勤なのか宿直なのかで、実際に動ける速さは変わります。見回りの間隔が3時間から4時間であれば、その間に起きたことには気づけません。人を置くこと自体が目的ではなく、異変に気づいて必要な人につながることが目的のはずです。

そのうえで、何も起きないという前提には立ちません。次の4つの仕組みで、夜間の異変に気づき、必要な人につながるようにしています。

夜間の安心を支える4つの仕組み

1. センサーによる24時間モニタリング

玄関と共用部にセンサーを設置し、深夜の出入りや共用部の動きを自動で検知します。人の目による見回りは、回と回のあいだに起きたことに気づけません。センサーは、その空白を埋めるためのものです。

2. Echo Showによるワンタッチ通話

設置したEcho Showから、ご家族やスタッフへワンタッチで通話できます。電話番号を探して発信するより手数が少なく、不安になったときにすぐ声が届きます。

3. 訪問看護ステーションの24時間対応

連携する訪問看護ステーションが24時間対応しています。体調の変化について、夜間でも看護職に相談できます。定期訪問による健康チェックと服薬管理の支援も受けています。

4. 代表へのオンコール

緊急時の連絡先は、コールセンターではなく代表の鶴山に直接つながります。受けた人がその場で判断できるかどうかは、夜間の対応速度を大きく左右します。いつでもお電話いただける体制です。

夜間だけでなく、その手前でやっていること

夜の安心は、夜だけで作るものではないと考えています。

入居前に面談と体験利用を行います。生活リズムや夜間の状態を事前に確認します。当ホームに合わないと判断した場合は正直にお伝えします。無理に入居していただくことは、ご本人にとっても、ほかの入居者にとっても良い結果になりません。

服薬はホーム側で管理します。夜間分を含め、世話人が服薬状況を確認します。飲み忘れや重複服薬は、夜間の体調変化の引き金になりやすいところです。

就寝前に世話人が確認して退勤します。21時ごろに就寝前の服薬確認と戸締りを行い、そのうえで退勤します。消灯時刻は目安で、自室でテレビやスマートフォンをご覧いただくのは自由です。

精神科医療との連携があります。医療法人社団平成会 平成病院(八代市大村町・精神科/心療内科/内科)と覚書を締結しており、状態の変化があれば速やかに相談できます。外来受診の調整、緊急時の相談、入院時の対応まで連携の範囲に入っています。

正直にお伝えしておきたいこと

夜間に常時の見守りや介助が必要な方には、当ホームは向きません。その場合は、夜勤者を配置している事業所をお探しになるほうが、ご本人のためになります。ご相談いただければ、わかる範囲でほかの事業所の情報もお伝えします。

「人がいれば安心」というのは自然な感覚です。それでも私たちは、そもそもトラブルが起きにくい環境を整えることが、いちばん確実な安心につながると考えています。まずは日中の見学で、実際の雰囲気を確かめに来てください。